
amazonせどりで稼ぐぞ!!と意気込んでしっかり準備して挑戦したんですけどね(^_^;
想像以上に大変でしたってお話しです。
[/st-kaiwa1] [st-kaiwa2 r]amazonせどりはamazonの名前を借りて商品を売るビジネスだからな!!そんなに甘くはないぞぉ。[/st-kaiwa2]
こんにちは、シモシです。
今回は、一時期amazonせどりにチャレンジしていた時のお話しです。
「amazonせどりは副業として比較的ハードルが低く、誰でも出来る」とインターネットや本屋のビジネス書籍に書かれていた為、挑戦してみることにしました!!
副収入が欲しかったですからね!!
ところが・・・!!現実はそんなに甘くはありませんでした(T-T)
資金管理・在庫管理・商品の状態チェック、出品用の写真撮影などなどやることが多く、マルチタスクがとても苦手な僕にはこなすことができませんでした。
会社でも労働!!家に帰っても労働!!
ぶっちゃけただただ労働地獄でした。
また、思わぬトラブルが発生することも多々あり、会社勤めをしながらamazonせどりをするのは困難と判断し、1年経たずに撤退する結果となりました。
失敗に終わったせどらーの体験談!!
興味がありましたら、是非読んでいって下さい(*´∀`)
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目次
amazonせどりの大変だった事を思い返す
amazonせどりをやっていて特に大変だったと感じた代表的な事を自分なりに思い返してみました。
- amazon様のルールは絶対!!
- 利益を得るための仕入れが大変
- 商品の動作確認が地味に大変
- 商品の汚れの清掃・・・意外と時間が掛かる
- 出品用の写真撮影が大変
- 商品の在庫で部屋が倉庫に・・・
- 商品に合わせたサイズの梱包がなかなか鬼だった
- なにかと経費が掛かる
- 出品後に商品が壊れるというトラブル発生
- 確定申告の書類作りが大仕事
- まさかの会社からの出張命令・・・せどり不能状態に・・・
ここに書き出したことを詳しくお話ししていきたいと思います。
amazon様のルールは絶対!!

amazonせどりはその名の通りamazonというサイト上に自分のネットショップを開かせて貰い、そこで仕入れた商品を販売させて貰うビジネスです。
なので、amazonのルールには絶対に従わなければならないです。突然ルールが変更されても、せどらーはamazon様のルール変更に対処しなければならないのです。
僕がルール変更で困った事は、中古ゲームソフトを販売する予定でいくつか仕入れていたのですが、「出品規制」が掛かってしまい販売することが出来なくなってしまった事でした。
メモ 出品規制とは、amazonが指定したメーカー・カテゴリーなどに対して規制が掛けられこと。 出品規制された商品は「出品許可申請」を出す事で出品が可能になるが、条件が厳しい 場合が多い。
仕入れが大変
仕入れはとにかく時間と手間が掛かりとても大変でした。
amazonせどりを始めたばかりの頃は地元のリサイクルショップを転々とし、利益になりそうな物を探していました。
そのときに非常に役立つのが「モノレート」というサービス。
amazonでの売れ行き・現状の最安値・現在同じ商品が新品と中古でどの位出品されているかなどを調べられる無料サービスです。※(現在モノレートのサービスは終了しています)
リサイクルショップの家電製品・生活用品等、モノレートで利益になりそうな商品を探しながら仕入れていく地道な作業を続けていました。
amazonせどりを始めてからしばらくして、「店舗にわざわざ足を運ぶのは効率が悪い」と思うようになり、それからはヤフオクをメインで探すようになりました。
が・・・、それでも利益を生む商品を地道に探す作業は大変な作業でした。
「掘り出し物を探し出すのがお宝探しみたいで楽しい!!」と思える方は苦痛にはならないかもしれません(^_^)
商品の動作確認が地味に大変
家電製品や生活用品などの商品は、正常に動作するか一通りの動作チェックを行いますが、これがまた大変なのです。
僕は需要があるプリンター、コンパクトで梱包が比較的楽なミュージックプレイヤーを扱ってましたが、動作確認は骨が折れます(T-T)
プリンターもミュージックプレイヤーも様々な機能が付いていますので、取り扱い説明書を見ながら一つ一つ動作確認を行っていました。
欠陥品を売るわけにはいかないですからね。
商品の汚れの清掃・・・意外と時間が掛かる
動作に問題がなければ今度は見た目です。
見た目が汚かったら当然買って貰える機会が減ってしまいますからね。
アルコールタイプのウェットティッシュ・タオル・綿棒などを使い、綺麗に清掃していきます。商品に元々張られていなかったステッカーや値札などはラベル剥がしスプレーを吹きかけると、綺麗に剥がせて気持ち良いんです(笑´∀`)
小さい商品の場合はすぐに終わるのですが、プリンターなどの大きな商品だと結構時間が掛かりました。
出品用の写真撮影が大変

写真撮影の大変なところは、商品の正面・右横・背面・左横・上からなど、なるべく多くの角度から撮影しなければならないところでした。
また、「付属品が全て付いています」というアピールが出来る写真にしたり、「プリンター天板に擦り傷があります」といったように、お客さんに商品の状態がなるべく伝わる事を意識して写真撮影を行っていました。
サクッっと終わるかな!!と思っていましたが、地味に大変な作業でした。
特にプリンターのような大きな商品だと、僕の狭い部屋では全体を撮影しづらかったですね(^_^;
細かい傷や汚れがなるべく分かりやすいように、照明の明るさや照らす位置を微調整したり、カメラで撮る角度を変えたりと、写真撮影だけで結構な手間が掛かります!!
商品の在庫で部屋が倉庫に・・・

部屋の半分は商品・・・なんて事もありました。
とにかく場所を取ります。
商品の在庫だけではなく、今後梱包に必要な段ボール・プチプチのロール・写真撮影用の白い布など、amazonせどり関連の物で溢れていました。
なかなか身動きが取れない部屋はストレスが溜まります。
部屋が完全に倉庫と化していました。
物が溢れている部屋は、精神衛生上よろしくないという事が良く分かりました!!
商品に合わせたサイズの梱包がなかなか鬼だった
プリンター用の大きな箱、ミュージックプレイヤーや小さな生活用品を小分け包装できる箱、様々なサイズの段ボールを常に準備しておく必要がありました。
梱包材も、普通のプチプチから大きなプチプチ、スポンジの様なものと様々な商品形状に対応出来るようにホームセンターで準備しました。
僕は商品の化粧箱も商品の大事な一部と考えていましたので、化粧箱の周りにプチプチを巻き、一回り大きい段ボールに梱包してamazonの倉庫に送っていました。
化粧箱が無い商品の場合、商品の寸法にあった段ボールを探して梱包していました。
よく薬局やホームセンターに段ボールもらいに行ってたなぁ・・・大変だった(笑)
ちなみにお客さんへの配送に関しては、FBAというamazonのサービスを利用して負担を軽減していました。
(FBAとは、月額料金を支払う事でamazonに商品の保管とお客さんへの商品発送を丸投げできるサービスです。)
なにかと経費が掛かる
FBAサービス料、通信料、梱包材、段ボール、ラベル剥がしスプレー、送料・・・細々と結構経費が掛かります。
この経費を埋めるのを前提に利益を考えなければ、赤字になってしまいます。
この経費の管理、結構骨が折れるんですよね。
「利益が出る商品見つけた!!」と思っても、経費を差し引くと利益が500円や、良くて1,000円なんてのも
ざらにあります。
全然売れない商品は、販売価格を下げて利益100円とかになる場合もありました。
「これ、バイトやってた方が良くね?」って思えてくるんですよね。
出品後に商品が壊れるというトラブル発生
出品前に動作確認は念入りに行っていました。
・・・にも関わらず、お客さんのところで壊れてしまったという事がありました。
ヤフオクで仕入れたプリンターでした。
プリンターが売れて喜んでいたある日のこと、会社の昼休憩中にamazon経由でお客さんからの問い合わせメールが届きました。慌ててメールの中身を確認すると、「プリンターを使用して3日目にエラーランプが点滅してしまった。」という問い合わせでした。
「まじかぁ!!でもなんで???」と様々な事が頭をよぎりながら、エラーの対処法をネットで調べ、お客さんに対処法に関するメールを送りました。
そして帰宅後、お客さんからの新たなメールを確認!!
どうやらエラー対処が出来なかった様です・・・(T-T)
ネットで詳しく症状を検索したところ、メーカー対応以外治せない可能性が高かった為、返品して貰う事にしました。
お客さんには商品の返品のお願いと返金させていただきますという連絡を、amazonには商品の返品、返金対応処理の依頼をしました。
返品してもらったプリンターを確認すると確かに僕が販売したプリンターで、エラーランプが点滅していました。
色々試してみましたが、やはり治りませんでした・・・。
このトラブルの影響で、2万円ほどの赤字を出してしまいました(T-T)
確定申告の書類作りが大仕事
めちゃくちゃ面倒くさかったのは確定申告!!
正直せどりの作業で一番面倒だったです。
仕入れた商品の領収書が多いうえ、amazonの手数料やら必要経費やらを整理したうえで、独学で確定申告しようと思っていましたが、流石に意味不明過ぎて諦めました!!
そこで、アパート収入の確定申告で利用させてもらっている会計事務所に、amazonせどりの申告も一緒にお願いすることにしました。
会計事務所にお願いするために収支が分かる書類を作りましたが、これまで仕入れた商品・梱包材・清掃用品・撮影用品・通信費・宅急便費用・amazonサービス(FBA)費用・手数料・売り上げ・消費税などなど・・・整理するだけでも大仕事でした。
amazonせどりで確定申告をする場合は、確実な方法で申告しましょう!!
申告漏れや脱税は大きなペナルティを支払わなければならないですからね。
交代勤務・・・そして出張に対応出来ず・・・結果amazonせどりを諦める
僕の会社は三交代シフト制なので、夜勤明けで日中寝ている時に問い合わせが来ることもあります。
そしてamazonせどりを挫折へと追い込まれたとどめの一撃は長期の県外出張でした。県外出張中では仕入れも出品も出来ませんからね。
amazonせどりを辞めようかと思っていたタイミングに出張の話が出ましたので、スッパリ辞めることにしました!!
まとめ
amazonせどりは労働集約型ビジネスなので、とにかく大変でした!!
特に管理面が大変で、お金はもちろん、商品、仕入れ、梱包材などなど。
やることが多くてとても手が回らなかったです。
そしてお客さんから問い合わせがあったら、なるべく早く対処しなければなりません。
後回しにしているとお客さんは不安になってきます。少しでも早く安心して貰う為にも、スピード感を持って対応しなければなりません。
・・・が、会社員をやっているとそれがなかなか出来無い場面がありました。
仕事中もお客さんへの対応をどうするか考えてしまし、仕事に集中できませんでした。
確かに副業でamazonせどりに挑戦することは誰にでも出来るかも知れません。
しかし、利益を得つつ長く続け、本業の仕事もしっかりこなすとなると、誰でもという訳にはいかないのかなと感じました。